12月21日、油日小学校6年生の卒業制作として、ハンカチをムラサキで染める紫根染教室が開催されました。この事業は塩野義製薬油日植物園、神戸薬科大学と地元の油日小学校が連携して実施しているものです。神戸薬科大学の先生のお話から始まり、昔はムラサキは皮膚用軟膏に使われ、高貴な人の服装を染めるのにも使われたとか。また薬理効果のあるムラサキの衣を着ると、病気や災難を避けると信じられていたようです。ムラサキの染料を使って、ハンカチが美しく染め上がりました。
くすりへの関心向上とくすり産業の振興を目指して、企業や行政、大学や高校、小中学校、そして市民団体がそれぞれ連携をした「甲賀のくすりコンソーシアム」が12月20日、設立されました。総会の後、くすり学習館の玄関でハーブの記念植樹が行なわれました。これから、立命館大学薬学部の梶本先生による記念講演会や薬草園の整備を行っていきます。
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忍者が非常食として食べた「兵糧丸」を昔ながらの薬研を使って作ってみましょう。人参や連肉、ケイヒにうるち米など8種類の原料を混ぜて作り、最後に蒸して食べることができます。長らく新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて休止していましたが、12月より再開しています。皆様のご参加をお待ちしています。
必ず電話で予約(☎0748-88-8110)をしてください。(体験時間 約50分~60分)
*原則10人以上(1回30人まで)
*参加費 1人200円
(尚、今後の新型コロナウイルス感染症拡大により休止する場合があります。)
12月12日、甲南高校の森田先生と生徒さんにより、親子ものづくり教室「ビー玉を使った万華鏡づくり」を開催しました。紙筒に反射板を差し込み、ビー玉をつけて完成。分光板を付けた接眼部から、白色のLEDライトを覗くと光の三原色に光が分かれことが分かりました。一方、赤、緑、青の光を見るとそのまま見えることも確認しました。光によって見え方が異なる不思議な万華鏡です。
11月7日は中国に伝わる「気功の気功の魅力」をテーマに中国北京乾字龍門功の木村由貴先生による講座を開催し、身体、息、心のバランスを整える気功を教えてもらいました。11月14日は、禅僧が語る「ヨガの魅力」をテーマに、長松寺ヨガ道場の小西政道住職により、インドのヨガの歴史や思想、仏教との関係、そして瞑想の効用についてお話をしていただきました。11月28日は、三重大学名誉教授小森照久先生により、「忍者の印と呼吸法~その効果を医学的に探る~」と題して、忍者が行う独特の呼吸法が、脳と神経を刺激し、大きなリラックス効果があることを実験データを示しながらお話していただきました。