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- 寒~い冬が終り、やっと暖かい春の到来です。ところで「清明節」って??
「春分の日」が昨日終わりました。昨日は近畿地方でも寒気団が押し寄せ、雨が降ったり、雪が吹雪いたり、晴れたり曇ったりで1日中変な「彼岸の中日」でしたよ!!
立春、春分と暦の上では春の声を聞いていますが、なかなか本格的な春が来ず、待ち望んでいました。
寒くて長~い冬がやっと終り、暖かい春がやってきますよ~~。
ところで、4月5日は「清明(せいめい)」といい、二十四節気の第5番目です。
「清明」とは「清浄明潔」の略で、春風が吹き、暖かくなると空気は新鮮で爽やかで、天地は明るく清らかになるということだそうです。
中国では、れっきとした国民の祝日で、祖先の墓を掃除し墓参りをし、お墓を清める日だそうです。日本のお盆にあたるみたいです。
この頃は桜の花が咲きほこり、お花見のシーズン到来でーす。
期間としては、この日から次の節気の「穀雨」の前日までです。
気候としてはいちばん良い季節で、何もかもがすがすがしくて明るく美しいころですね。
また、沖縄県首里地方では特に中国の風習と同じように「清明節」にはお墓の掃除をし、お墓参りをし、墓前で家族や親戚が祖先と共にみんなで食事を楽しむそうです。
前後の節気といえば、
春分(しゅんぶん) → 清明(せいめい) → 穀雨(こくう)
この「清明節」のころ、早いところでは桜も散りはじめ、徐々に桜前線も北上します。そして、また暑い夏に近づいていくのですね。
- 平成26年4月上旬より企画展示室のテーマが替わります!!!
現在、当館企画展示室で紹介しておりますテーマは『甲賀の神社・仏閣』と近江の代表的な製薬会社として『近江兄弟社』を紹介展示をしておりますが、本年4月上旬より『甲賀武士』と『甲賀流忍術』というテーマで展示が替わります。
忍者の始まりは、忍術伝書「萬川集海」によると、紀元前2300年頃 中国の付義帝に始まるらしいですが、その後日本では、飛鳥時代(592年~)、聖徳太子と蘇我馬子が日本で最初に忍者を使っていたといわれております。当時は「志能便(しのび)」と呼ばれていたそうですが、聖徳太子や蘇我馬子は中国から伝来した最新の知識を政治活動に活用していたといわれ、聖徳太子が志能便(しのび)として活動させていたのが甲賀忍者の源流だったといわれています。
当館企画展示室のパネルでは、その後、『甲賀武士』の活躍、『甲賀忍者』の活躍がつぶさに手に取るように解り、「甲賀流忍術甲賀忍者」がどう生き抜き、誰の下で活躍したか、また、甲賀忍者と薬品の繋がりはどうであったかが17枚のパネルで説明しております。
一度ご来館いただき、今の時代からタイムスリップしてみて、『甲賀武士』・『甲賀忍者』になってみませんか??
何か得るものがあるかも???
- もうじき、「春分の日」です。「春分の日」とは???
みなさ~ん、啓蟄(けいちつ)が終り、もうすぐ「春分の日」がやってきますよ!
「春分の日」って何だと思いますか?
祝日であっても休みじゃない人もいると思いますが、多くの人はお仕事がお休み学校もお休で、ただラッキーと思っている方が多いと思います。
でも、祝日でお休みなんやというだけじゃなしに、いろいろと理由があります。
2014年の「春分の日」は3月21日(金)ですが、「春分の日」というのは季節を表す二十四節気の第4番目の節気です。そして、この日を国民の祝日とし、この日を境に前後3日間を春のお彼岸として定められているそうです。
以前(第二次大戦前)は、春分・秋分の中日を「春(秋)季皇霊祭」と定め祭日となっていたそうです。
お彼岸は春(春分の日)と秋(秋分の日)の年2回あります。お彼岸にはお墓参りをする風習が日本中に広く残っています。
国民の祝日に関する法律で「自然を称え、将来のために努力する日」とされ、1948年(昭和23年)に公布施行され制定されました。
また、「春分の日」と「秋分の日」は、昼と夜の長さがほぼ一緒とされております。
昔から「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉をよく耳にしましたが、春はこの日を境に寒さが和らぎ、秋はこの日を境にやっと涼しくなるとよく聞きました。
そして、お彼岸の食べ物といえば、「ぼたもち」(春)、「おはぎ」(秋)というそうですが、どちらも同じみたいです。
ただ、春と秋に咲く花に由来しているみたいです。
春は牡丹の花に例えて「ぼたもち」、秋は萩の花で「おはぎ」だそうです。
ぼた餅に使われる小豆の朱色は、昔から邪気を払う力があると言われています。
前後の節気といえば、
啓蟄(けいちつ) → 春分(しゅんぶん) → 清明(せいめい)
桜の開花もあちらこちらで耳にし、まさに春爛漫の暖かい日の到来で~す。
- 2014年の啓蟄(けいちつ)はいつ?それって何??
2014年の啓蟄(けいちつ)は、二十四節気の3番目で、雨水(2月19日)から数えて15日目の3月6日(木)になります。
3月6日だけを「啓蟄」というのではなく、春分の日(3月21日)の前日までの期間を意味します。
では、「啓蟄」とはなんぞや?と言いますと、
「啓」は訓読みで「ひらく」とか開放するという意味で、「蟄」は虫が土の中で冬眠するという意味だそうです。ですから、「啓蟄」は土の中で冬ごもりをしていた虫たちが這い出てくるということだそうです。
柳の若芽が出て、フキノトウの花が咲き、八百屋さんには春を思わせる山菜が並び、春の旬の食材が訪れることでしょう。
また、「啓蟄」とおひなさま(雛人形)が関係あるみたいだけど、それはどういうことかと少し調べてみたら、
雛人形を飾る時期は、地域によっていろいろですが「雨水」(2月19日)の日に飾ると良縁に恵まれるそうです。そして、雛人形を片付けるのは「啓蟄」の日が良いと昔から言われているそうです。でも、その日に絶対にひな人形を片付けないとダメという決まりはないらしいけれど、じゃ、いつ片付けるの?となれば、ずっと飾っておくわけにはいかないので、昔からの迷信で「雛人形を片付けるのが遅れると、お嫁に行き遅れる」と言われているので、旧暦にひな祭りをする地域以外は「啓蟄」の頃を目処にして、その前後の晴れた日に片付けたらいいそうです。
雛人形は湿気が大敵で、雨の日だとカビの原因になるので、天気の良い晴れた日に、ホコリを払って専用の防虫剤と一緒に片付ければいいみたいですよ。
前後の節気といえば、
雨水(うすい) → 啓蟄(けいちつ) → 春分(しゅんぶん)となります。
もう、暖かい春は目の前にやって来ましたよ~~(ルンルン)
- 「雨水」(うすい)って何でしょう???
雨水(うすい)とは、二十四節気の第2番目で、立春(2月4日)から数えて15日目で今年は2月19日です。
空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶け始める頃の意味だそうです。また、草木の芽が出始め、農耕の準備をはじめる目安がこの雨水からだそうです。
春一番が吹くのもこの頃からで、鶯の鳴き声が聞こえてくるのもこの頃です。
本格的な春の訪れはもう少しまだのようですが、三寒四温を繰り返し暖かい春を迎えます。
この雨水(2月19日)から数えて15日目が啓蟄(けいちつ…3月6日)にあたります。
前後の節気といえば、
立春(りっしゅん) → 雨水(うすい) → 啓蟄(けいちつ)となります。
早く暖かい春が来てほしいですね。